消防士採用試験の集団討論攻略法を解説!

マツナガ
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こんにちは!マツナガです!

        

今日の記事では、消防士採用試験の集団討論攻略法について解説します。

消防士は地方公務員ですので、市町村などの自治体が実施する採用試験に合格する必要があります。

筆記試験、体力テスト、面接、小論文などの科目がありますが、中には「集団討論」を課す自治体があります。

実際、私が勤めていた消防本部でも、個人面接と同じタイミングで集団討論の試験がありました。

集団討論は、10人程度の受験生を1グループとして、1つのテーマが出題されます。

その出題されたテーマについて、グループとして討論し、グループとしての結論を導き出すことがゴールです。

この集団討論には、ある程度攻略法があるのです。

実際に私もこの攻略法を勉強して、実践することで消防士採用試験を合格することができました。

それでは、早速やっていきましょう!

消防士採用試験の1次試験から2次試験全体の流れについてはこちらの記事を参照してください。

👉 消防士採用試験の内容と日程を徹底解説!

消防士採用試験の集団討論とは?

消防士の採用試験では、試験科目の一つとして集団討論が課される場合があります。

集団討論は、10人程度の受験生を1グループとして、1つのテーマが出題されます。

テーマに沿って議論し、グループとしての結論を導き出す必要があります。

制限時間は30分程度の場合が多いでしょう。

司会、タイムキーパー、書記などの役割は積極的に引き受けよう!

集団討論では、基本的に試験官からテーマだけ発表され、後は放置されます。

ですので、集団討論が開始された最初は皆戸惑っています。

ここは勇気を出して最初に声を出し、司会を引き受けましょう。

「すいません、討論を円滑に進めるために役割を決めたいのですが、私が司会を務めてもよろしいですか?」

これが集団討論攻略の方程式です。

誰かに役割を振られるのを待ってはいけません。必ず自分から言いだしましょう。でないと先に役割を取られてしまいます。

司会が決まったら「では、どなたかタイムキーパーと書記をやっていただける方はいませんか?」と切り出しましょう。

もし、司会の役割を他の受験生に取られてしまったら、タイムキーパーか書記に立候補しましょう。

役割を積極的に引き受けるというのは、試験官から見ると非常に好印象です。

司会、タイムキーパー、書記などの役割を積極的に引き受けたということで加点になる可能性があります。

少なくともこれらの役割を引き受けたことによるマイナスは皆無です。

逆にここで司会、タイムキーパー、書記などの役割につけないと、良い意見を出せなければ加点につながりません。

集団討論が始まってから最初の数秒で「司会をやります」という一言が言えるかが勝負の分かれ目です。

引っ込み思案な方でも、ここで言い出せるように頑張りましょう

消防士採用試験の集団討論のテーマ

集団討論のテーマは、時事的な話題や行政課題などを中心とした幅広いテーマの中から設定されます。

消防士の採用面接なので、防災関係や、直近の災害関係のテーマが出題される可能性は高いですね。

普段から、防災関係や災害関係の時事ニュースはチェックするようにしましょう。

受験する自治体のホームページで過去の集団討論のテーマを確認できる場合がありますので、チェックしてみましょう。

揚げ足取りや他人の発言を妨げない

集団討論では、良い意見を出すことだけが加点の要件ではありません。

チームワーク、協調性、社会性なども評価の対象です。

ですので、自分と反対の意見を出した人の揚げ足をとったり、発言を妨げたり、論破したりなどはNGです。

試験官から見たら、「試験の場でも我を通す協調性がない人」としか評価できません。

反対意見を論破して、自らの意見を通すことがゴールではありません。

集団討論の目的は、「チームとして意見を出し合い、チームとして一つの意見にまとめる」という協調性を見られているのです。

ここを勘違いしてはいけませんね。

討論のメモをとろう

集団討論の最中に、メモは必ず取るようにしましょう。

集団討論では、テーマに沿った意見を一人一人発表していく形になると思いますが、メモを取らないと誰が何を言ったかわからなくなります。

他の受験生と意見が重複してしまう可能性もありますし、メモを取っているかを試験官がチェックしている可能性もあります。

何より、メモすることで考えがまとまり、良い意見を思いつけることもあるでしょう。

グループとしての結論を導き出そう

集団討論では、グループとして1つの意見に集約することがゴールです。

司会、タイムキーパー、書記の役割を決めたら、検討時間を取りましょう。

検討時間を取ったら、一人一人テーマに関する意見を発表していくようにしましょう。

意見発表の順番は時計回りや反時計回りなど、誰でも分かりやすい順番にすると良いですね。

全員が意見を出し終わったら、司会者と書記が各意見を取りまとめて、グループとしての結論を決めます。

結構時間がタイトなので、グループとしての結論が出る前にタイムオーバーになってしまうこともあります。

タイムオーバーになると、減点されてしまう可能性もあります。

タイムマネジメントをしっかりと行って、結論まで導き出せるようにしましょう。

集団討論対策の参考書を読もう

集団討論対策に、参考書を1冊買って用意しておくとよいでしょう。

集団討論をクリアするためのノウハウがたくさん詰まっています。

公務員試験・面接・集団討論などのタイトルで販売されています。

基本的には面接試験と集団討論の対策がセットになっている以下の参考書のようなものが良いでしょう。

    

Amazonなどで評価が高い参考書を買うと良いですね。

参考書を買うのは1冊で大丈夫です。

複数の参考書を買うよりも、1つの参考書を読みこんだ方が飲み込みも早いし、定着率も良いからです。

まとめ

今日の記事では、消防士採用試験の集団討論攻略法について解説しました。

集団討論攻略法のまとめ

・司会、タイムキーパー、書記などの役割は積極的に引き受けよう!役割を引き受けると楽。少なくとも減点は無い。
・消防士採用試験の集団討論のテーマは、時事的な話題や行政課題などを中心とした幅広いテーマの中から設定されます。
揚げ足取りや他人の発言を妨げない。協調性や社会性も評価の対象です。良い意見を出すことだけが加点の要件ではありません。
討論のメモをとろう。メモすることで考えがまとまり、良い意見を思いつけることもあるでしょう。
・グループとしての結論を導き出そう。集団討論では、グループとして1つの意見に集約することがゴールです。

といったところで今日は終わりです。

本日の記事はいかがだったでしょうか?

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

       

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