消防士になるには?高卒・大卒それぞれ解説!

マツナガ
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こんにちは、マツナガです!

     

今日の記事では、消防士になるにはどうすれば良いのか高卒・大卒別で解説します。

消防士になりたいけど、有利な学部や大学はあるのかなあ?

      

高卒で消防士になりたいけど、具体的に何をやったらいいの?

     

消防士を目指している方で、上記のような疑問を持っている人は多いと思います。

実際に私は大卒ストレートで消防士採用試験に合格し、高卒の同期も多数いました。

消防士として20年以上勤めた経験から、これらの疑問に具体的に答えていきたいと思います!

それでは、早速やっていきましょう!

大卒で消防士になるには

出身大学や学部で有利・不利はない

まず最初に伝えたいことは、出身大学や学部で有利・不利になることは無いということです。

体育大学出身だから有利とか、文系の大学だから不利などそういった事例はありません。

特に大規模消防本部や政令指定都市以上の本部ですと、よりこういった傾向が顕著になります。

当たり前の話だと思いますが、消防士も地方公務員なので他の職種の公務員と同じくガチガチに公平な試験をやります。

よほど小規模な消防本部で、年間の採用が数名といったところであれば、もしかしたら縁故による加点などがあり得るかもしれませんが、基本的には全て採用試験の結果で合否が決まります。

ただ、後述する救急救命士資格を取得できる大学や専門学校卒で、救急救命士資格を取得した場合は有利になる可能性がありますので注意が必要です。

オススメは政令指定都市以上の本部!

オススメは政令指定都市以上の消防本部を受験することです。

例えば東京消防庁、横浜市消防局、大阪市消防局、福岡市消防局などですね。

政令指定都市以上の本部場合は採用人数が多いので、近年の倍率も3倍~10倍程度です。

また、ホームページに過去問が掲載されている場合もありますので、試験問題の傾向と対策も取りやすいのですね。

小さい消防本部ですと、採用人員が数人や1名だけといった場合もあり、倍率も数十倍ということがあります。

やはり採用されやすさ、給料の高さ、人員の多さ、待遇等を踏まえると政令指定都市以上の本部を受験することをオススメします

とにかく過去問をひたすら解きまくろう

受験する消防本部が決まったら具体的にどうすれば良いのか。

結論は過去問を解きまくることです。

実際に問題を解いてみないことには何も進みません。書店やAmazonなどで、政令指定都市以上の過去問が販売されていますので、購入して何回も何回も解きましょう。

オススメは解答と解説がしっかりと書かれている問題集です。

個人的にはテキストは不要でした。ただひたすら過去問・問題集を解いて、分からない問題を潰すという対策をしていましたね。

実際に私は3カ月間みっちりと過去問を解くことで、独学で消防士に合格することができました。

特に独学で合格を目指す人は、過去問をひたすら解きまくる方法をオススメします。

筆記試験を独学で突破する具体的な方法についてはこちらの記事を参照してください。

👉 【独学でいける】せっかくだから消防士採用試験の勉強方法を語る!【筆記・教養試験編】

消防士採用試験の小論文対策についてはこちらの記事を参照してください。

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👉 消防士採用試験の集団討論攻略法を解説!

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👉 【採用試験】消防士の採用面接で受かる人を徹底解説

オススメの問題集と参考書についてはこちらの記事を参照してください。

👉 【独学対応】消防士採用試験対策にオススメの問題集と参考書を紹介します!

救急隊になりたい場合は大学・専門学校で救急救命士資格をとると有利

もしもあなたが救急隊を希望している場合は、大学や専門学校で救急救命士資格を取得すると採用でかなり有利になる可能性があります。

原則として救急車には救急救命士の乗車させている消防本部が多く、どの本部も救急救命士を求めています。

救急隊は激務で知られており、忙しい地域だと1日に10件以上出場することもザラにあります。

体を壊したり、激務が嫌で救急隊から降りたい救急救命士も多く、救急救命士はいくらいても足りません。

ですので、救急隊になりたい人は救急救命士を取得することをお勧めします。

ただ、これにはデメリットもあり、もしも実際に消防士になって「消防隊や救助隊になりたい!」とか「日勤になりたい!」となっても救急救命士を持っていると簡単に救急隊を辞めることはできません。

救急救命士は不足していますし、資格を取得していることを見越して採用しているわけですからね。

高卒で消防士になるには

受験する消防本部は政令指定都市以上がオススメ

高卒でどうしても消防士になりたい場合も、政令指定都市以上の本部を受験するのがオススメです。

大卒の部分でも説明しましたが大都市は採用人数も多いので、小規模本部に比べて合格が勝ち取やすいことと、給料の面でも恵まれています。

また、個人的にはどうしても事情がない限り、大学入試との併願をオススメします。

大卒のほうが職業選択の自由度が高まりますし、消防士は大卒区分のほうが倍率も低いです。

個人的な感想ですが自分の同期でも高卒で消防士になった人で途中退職する人が意外と多かったです。

やはり若いので理想と現実のギャップに苦しんだりします。より良い職業に就きたいと思って転職する人や、中には再度大学に入りなおした高卒の子もいました。

どうしても消防士になりたいという場合は高卒消防士も選択に入ってきますが、基本は大学に行くことを選択肢から外さないほうがよいでしょう。

ひたすら過去問を解きまくろう

高卒で消防士になりたい場合も対策は一つ、ひたすら過去問を解きまくることです。

もう解法はこれしかありません(笑)。

具体的な勉強方法は、大卒の欄で書いた内容と一緒です。

ただし、高卒で消防士採用試験を受験する場合は倍率が大卒区分よりも高くなる傾向があります。

大卒区分よりも勉強時間を確保し、問題の理解度を上げる必要があるでしょう。

まとめ

今日の記事では、大卒・高卒別に消防士になる方法を具体的に解説しました!

これから消防士を目指している方の参考になりましたら幸いです。

といったところで今日は終わりです。

本日の記事はいかがだったでしょうか?

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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