【梅雨が問題】消防学校の洗濯事情を解説!

マツナガ
マツナガ

こんにちは!マツナガです!

    

今日の記事では、消防学校の洗濯事情について解説します!

消防学校では毎日のように厳しい訓練があるため、訓練服の洗濯は毎日の必須作業です。

しかし、消防学校では必要最低限の洗濯機しか用意されていませんし、洗濯できる時間も限られています。

消防学校生活を乗り切るには、洗濯の効率化が必須です。

大規模消防本部の消防士として20年以上勤務した私が、消防学校の洗濯事情と、洗濯の効率化方法をできる限り詳細に説明したいと思います、

それでは、早速やっていきましょう!

消防学校の洗濯は時間との戦い!

消防学校の洗濯は本当に時間との戦いです。

まず、洗濯をして良い時間が決まっており、17:15~21:00までとなっています。

この3時間45分のあいだに、夕食・風呂・洗濯・自主訓練・靴磨きなどを全てこなさなければならないので、非常にタイトです。

消防学校の洗濯機は必要最低限しか用意されていません。必然的に訓練終了後からは洗濯機の争奪戦が始まります。

消防学校の学生は、消防士になってから日が浅いため、持っている訓練服やTシャツが少なく、洗濯をしないということができません。

しかも、毎日毎日非常に酷使されるので、故障して使えない洗濯機がちらほらあったりします。

当然すぐに修理してくれるわけではないので、少ない洗濯機がさらに少なくなり、洗濯機の争奪戦が熾烈になります。

また、私が消防学校に行っていた時は乾燥機などという便利なものは当然置かれていませんでした。

ですので、外干しか部屋干しで自然乾燥するしかないため、乾燥時間を確保するために、どの学生も一刻も早く洗濯を終わらせたいのです。

もしかしたら、現在の消防学校では乾燥機が置かれている可能性はありますが、電気代が非常にかかるため、公営の消防学校では設置されている可能性は低いでしょう。

消防学校の一日のスケジュールについてはこちらの記事を参照してください。

👉 消防学校の一日のスケジュールを解説【起床から消灯まで】

「班ごと」に洗濯すると効率的!

消防学校の洗濯は前述のとおり時間との戦いであるため、極力効率化することが大事です。

消防学校の学生は、採用人数にもよりますが200~300人くらいになることもあり、これだけの数の学生が一人一人洗濯機を回していたら、いつまでたっても洗濯が終わりません。

私がクラスメイトなどと相談して決めた効率化の方法として、洗濯を班ごとに行う方法があります。

消防学校の班員は4~5人で構成されていますので、洗濯係を班内で決めて、その洗濯係の学生が班員全員の洗濯物を行うという方法です。

この方法でしたら、使う洗濯機も1班につき1機になりますので、他の学生と洗濯機争奪戦が起きる可能性を減らすことが出来ます。

私が学生だった時も、この効率化方法でかなり洗濯機の混み具合が緩和されました。

それでも、そもそもの学生の数が多いので、どうしても洗濯機が使えないということはありましたが、何も対策を講じないよりはマシでしょう。

この方法でも、洗濯係の学生の負担が重すぎてしまうので、洗濯係を週替わりで交代するなど、なるべく公平になるように工夫していました。

また、洗濯効率化の1方法として、洗剤は液体かジェルボールを使うという方法があります。

粉末洗剤は上手く溶けないことがあり、洗濯を失敗してしまうことが何回かあります。

特にジェルボールは洗剤計量の手間も省けるので、非常にオススメです。

              

      

  

消防学校の寮室についてはこちらの記事を参照してください。

👉【消防学校の生活番外編】消防学校の寮室の解説!【消防士になりたい人必見】

梅雨を乗り越えるのが最大の問題

消防学校の洗濯事情で最も厳しい時期が梅雨です。

春先や7月以降の真夏に突入してからは、寮室のベランダに洗濯物を干しておけばよく乾くので全く問題ありません。

しかし、梅雨の時期は雨や曇りが非常に多く、室内干しをせざるを得ません。

寮室には除湿機などはありませんので、梅雨の時期の室内は大量の洗濯物でいつもムシムシしています。

私も梅雨の時期はどうしても洗濯物が乾かなくて、生乾きの訓練服やTシャツで訓練に出たことが何回もあります。

しかし、生乾きの洗濯物は臭いし冷たいので不快感が半端ありません。

梅雨の洗濯物事情を乗り切るために、私が行っていた対策をいくつか紹介します。

梅雨時期の洗濯物対策

・乾きやすい素材のTシャツ、下着、靴下を着用する。

・部屋干し用の洗剤を使用する。

・持ち込み可能であれば、小型のサーキュレーターを持ち込んで室内で洗濯物にあてる。

・洗濯ピンチ、洗濯ハンガーを多めに持ち込み、洗濯物間の距離を開ける。

これだけ対策をしていても、天気や湿度によってはどうしても洗濯物が乾かない時があります。

そういったときは我慢して生乾きの訓練服で耐えましょう。

梅雨の時期を乗り切れば、洗濯物があっという間に乾く真夏に突入します。

それまでは、何とか梅雨の洗濯物対策で頑張っていくしかないでしょう。

    

          

      

まとめ

今日の記事では、消防学校の洗濯事情を解説しました!

消防学校の洗濯事情まとめ

・消防学校の洗濯は、いつも洗濯機の争奪戦。訓練服・Tシャツが少ない、そもそもの洗濯機の数が少ない、学生の数が多い、洗濯可能時間が短いなど、洗濯機はいつも取り合いです。

・班ごと(4~5人)にまとめて洗濯し、これをクラス単位で徹底すると洗濯機が混みあうのを防ぐことができます。

・梅雨の時期は、消防学校の洗濯事情で一番の大敵!乾きやすい素材の下着を着る、部屋干し用の洗剤を使用する、持ち込み可能であれば小型サーキュレーターで洗濯物にあてるなどの対策を行いましょう。

といったところで今日は終わりです。

本日の記事はいかがだったでしょうか?

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

              

        

    

          

   

   

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