【ブログでインド旅行記⑤】ダージリン編【登山鉄道が楽しすぎる!】

マツナガ
マツナガ

こんにちは!マツナガです!

     

今日の記事では、インド旅行記ダージリン編を紹介したいと思います。

特に【トイ・トレイン】と呼ばれるダージリン・ヒマラヤ鉄道に乗ることが出来たのが非常に楽しい思い出です。

インド旅行記シリーズでは、私が10年以上前に友人と1ヶ月間インド・ネパール旅行に行った際の旅行記を紹介したいと思います。

インド旅行記はこのような方に向けて書いています。

・安い価格(1ヶ月で航空チケット含めて20万円程度)のインド旅行計画をしている方

・数週間~数カ月の長期間インド旅行を楽しみたい方

・格安長期インド旅行記に興味がある方

・デリー→アグラ→ヴァラーナシー→ブッダガヤ→ダージリン→ジャナクプル→カトマンズ→ポカラ旅行記を知りたい方

それでは、早速やっていきましょう!

ブッダガヤからニュージャルパイグリへ2等車で移動

インド鉄道の2等車

ブッダガヤから、ダージリンへの入口であるニュージャルパイグリまではインド鉄道の2等車で移動します。

2等車は寝台付きで個室になっているため、ゆっくりと寝られることを期待していました。

この期待は裏切られます(笑)

2等車は4人部屋の個室なので、他のインド人2名と相室になります。

個室にベッドが4つある

このインド人の方たち、非常に陽気で、私たちとも最初は少し英語で会話もしていたのです。

しかし、深夜になってもずーっと大声でインド人2人でしゃべっており、うるさくて眠れたものではありません。

夜通し喋っているので寝られない

終いには他の部屋の友人も呼びだして、4人で大声で喋る始末・・・。

ということで、快適に眠れるどころか、寝台車を予約したのに全然休めませんでした(笑)

今となっては良い思い出です。

ちなみに、2等車の寝台自体は広くて座り心地もよく、大人が寝るのにも十分なスペースが用意されていました。

インドで長距離を移動するときには、2等車とてもオススメです。

基本的には座席が広くて過ごしやすい

インド鉄道の1等車に乗った感想についてはこちらの記事を参照してください。

👉 【ブログでインド旅行記④】ブッダガヤ編【インド鉄道の一等車に乗る】

ニュージャルパイグリからダージリンへ乗合ジープで移動

ダージリン行の乗合ジープ

ニュージャルパイグリからダージリンまでは、今回の目的の一つである世界的に有名な登山鉄道ダージリン・ヒマラヤ鉄道に乗ることができます。

しかし、生憎ながら、ニュージャルパイグリに到着した時に丁度良い時間のダージリン行き列車がありませんでした。

そこで、ニュージャルパイグリ駅から発着する、ダージリン行きの乗合ジープに乗ることにしました!

値段も格安で経済的!

デメリットは長時間の悪路を進むこととジープ内にすし詰め状態で座ること・・・。

ジープ内はかなりギュウギュウ詰め

ダージリンまでは遠く、確か3~4時間くらい乗っていた気がします。

悪路を進んでいくので、尻がめちゃめちゃ痛くなります(笑)

しかし、乗合ジープも悪いことばかりではありません。

ジープの外に箱乗りするお兄ちゃんが気さくで、楽しませてもらいました。

今となっては乗合ジープも良い経験でした。

箱乗りしながら電話とは・・・・。インドの兄ちゃんはスゴイ

ダージリンに到着!

ダージリンに到着

乗合ジープでついにダージリンに到着します。

ダージリンは標高が高いので、とても涼しいです。

寒いので、路上で売っているチャイに癒されます。

ダージリン中心部

宿屋は非常に良かった!

宿があったエリア

ダージリンで泊まった宿屋も良いところでした。

ベッドも寝心地がよく、とても落ち着いて眠ることができました。

ヴァラナシ、ブッダガヤでは蚊などに悩まされたので、久しぶりの安眠です。

洗濯物は乾かないが落ち着けるホテル

ダージリンは涼しいので、蚊があまりいないのかもしれませんね。

トコジラミ、ネズミに邪魔されたヴァラーナシー駅のホテルとは雲泥の差です・。

何より、シャワーからしっかりとお湯が出たというのが嬉しかった(笑)

しかし、沸かしたお湯を貯める方式なので、お湯が無くなると水が出てきます。

涼しいダージリンでこれはキツかった・・・。

少ないお湯の量で、手早く全身を洗う必要があります。

もう一つの難点は、洗濯物が全く乾かないことです。

ダージリンは湿気が多く、日中も霧が立ち込めていることが多かったです。

そのためか、部屋内に洗濯物を干していても全く乾かない!

仕方なく、洗濯物を乾かすためにフロントでポータブルヒーターを借りたのですが、これがめちゃめちゃ高額でした!

赤い機械がポータブルヒーター

下手したら宿泊費と同額くらい取られたかもしれせん。

しかし、洗濯物が乾かないと旅行ができないので、ボッタクリ価格でも仕方なく借りていました。

ダージリンは落ち着ける・・・

結論から言うと、インド旅行の中ではダージリンが一番面白かったですね。

デリーやヴァラナシのような主要観光地ですと、観光客を騙そうとする悪徳なヤツが声をかけてくることがしょっちゅうです。

そんなことが続くので、こっちも殺伐とした雰囲気になっていきます(笑)

ダージリンでは、街中で声を掛けられることが一度もありませんでした。

これは本当に驚いた!

マツナガ
マツナガ

ここは本当にインドなのか・・・?

    

と思うくらい、落ち着いて心が浄化されていったような気分になりました。

ダージリンは標高が高くて涼しいので、とても過ごしやすい気候だったというのもプラスに働きました。

長いインド・ネパール旅行の中で、とてもリフレッシュできた非常に落ち着ける場所、それがダージリンでした。

落ち着いた雰囲気の町

ダージリンは料理も本当に美味しかった!

ダージリンの料理は、モモ(チベット餃子)、トゥクパ(チベットうどん)など、チベットやネパールに近い料理文化を持つ都市です。

ダージリンにいた時は奇跡的にお腹の調子が良かったので、インド旅行に来てから久しぶりに料理が美味しいと感じることができました!

特にトゥクパは日本のうどんを思い出して本当に美味しかった・・・。

色々な肉や野菜で出汁がとられているので、体の底から温まる!

腹痛に悩まされてきた体の五臓六腑に染み渡る、本当に美味しい料理でした。

ダージリン・ヒマラヤ鉄道に乗る

ディーゼル機関車でけん引する。

ダージリンに行った一番の目的である、ダージリン・ヒマラヤ鉄道に乗りました!

ダージリン・ヒマラヤ鉄道は世界最古の山岳鉄道で、もともとはダージリンで生産した紅茶の輸送や、避暑客の旅客手段として建設されました。

最高到達点は最高点は標高2143メートルとなっており、非常に標高の高い山岳鉄道です。

ダージリン・ヒマラヤ鉄道はその小ささから「トイトレイン」という愛称があります。

結論としては、本当にこの鉄道に乗るためだけにダージリンに来ても良いくらい楽しむことができました!

可愛らしい列車

線路幅は狭く、客室の中も狭いし椅子も堅いのですが、本当に小さくて可愛い鉄道がゆっくりと山の中を進むだけでめちゃめちゃ面白いんですよね。

山間部を進む列車
ここでも箱乗りする人(笑)
車内は狭いが面白い

本当に乗るだけで面白い鉄道なので、インド旅行の際は是非ダージリンに行って乗ってみることをオススメします

国境でサトウキビジュースを堪能!

ダージリンを堪能した後は、ネパールに入国するのでインド・ネパール国境の町パニタンキに行きます。

インド側のパニタンキからネパール側のカーカルビッタに橋を渡って越境することができます。

この国境の橋付近には色々な屋台が出ており非常に面白い!

その中に、サトウキビジュース屋さんを発見

「河童の覗いたインド」に載ってたやつだ!!!!

妹尾河童のインド旅行記「河童の覗いたインド」でイラストとともに紹介されていたサトウキビジュースの屋台が出ていました。

     

これは飲むしかない!

ということで、1杯注文しました。

サトウキビを絞り器で絞って、飲みやすいように柑橘系の果汁を入れて仕上げます。

屋台のお兄さんの作業を見ているだけでも楽しい。

国境で飲むサトウキビジュースは美味しかった・・・。

サトウキビジュースを飲んでみると、非常に甘い!疲れた体には最高の1杯でした。

サトウキビの果汁だけだと、かなり甘くて飲みにくいので、柑橘系の果汁を加えるというのは本当に理にかなっています。

何より、今までは本でしか見たことが無いジュースを本当に飲むことができたという達成感が、美味しさを何倍にもしてくれました。

旅行から10年近く経ちましたが、このサトウキビジュースの味はいまだに忘れられません。

まとめ

今日の記事では、インド旅行記ダージリン編を紹介しました!

ダージリンは本当に落ち着いた雰囲気の町で、料理も美味しく宿も良かったです。

特に、ダージリン・ヒマラヤ鉄道は楽しかったですね。

インド主要都市の喧騒に疲れたら是非行ってみることをおススメします。

インドにもこんな落ち着いた場所があるのかとビックリすると思います。

インドへ格安バックパック旅行に行く方の参考になれば幸いです。

といったところで今日は終わりです。

本日の記事はいかがだったでしょうか?

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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