こんにちは!マツナガです!
今日の記事では、消防士のお風呂事情について詳細に解説していきたいと思います。
当直勤務の消防士は24時間勤務なので、もちろんお風呂に入ります。
・消防署の浴場はどのようになっている?出張所と消防署の違い。
・シャンプーとか石鹸はどうしているの?
・風呂はいつ入っているの?
・風呂に入っているときに出場する場合はあるの?
・掃除はいつしているの?
・女性専用のお風呂はあるの?
などのテーマで解説していきますね!
それでは、早速やっていきましょう!
・消防士になりたい人
・消防署の仮眠はどうしているのか知りたい方
・消防署の生活に興味がある人
目次
結論から言うと、消防署は4~5人程度入れる大浴場、出張所は1人で入るユニットバスです。
消防署は3~4階建ての建物である場合が多く、スペースが大きくとれるので大浴場になります。
若しくは、個室のユニットバスが3つくらい備え付けられている場合もありますね。
消防署は、泊まり勤務の消防士が20~25人程度当直するので、大浴場かユニットバスが数個ないと対応できません。
逆に出張所の場合は、4人~8人程度の職員数なので、一般家庭にあるユニットバスが設置されています。
シャンプーや石鹸は、職員の共有品ということで、自腹で買っています。
決して税金で買っているわけではないです。(消防士の給料自体が税金というツッコミは置いておいて・・・)
具体的には、食事代名目で毎朝1000円~1500円程度のお金を出勤した職員から集金します。
このお金を使って、共有品のシャンプー、石鹸、食事、新聞、コーヒー等を買っています。
各職員から集めた大切なお金なので、量がたくさん入った安いシャンプーやボディーソープを買うことが多いですね。
今はAmazonや楽天などのインターネット販売が発達しているので、消防署や出張所に直接届けてもらうことも多いです。
自分で好みのシャンプーを用意する人もいます。口コミが良いフィヨーレ・Fプロテクトシャンプーリッチについてはこちらの記事を参照してください。
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お風呂は勤務時間内の夜、食事が終わった19時以降あたりから入浴します。
消防署は大浴場又はユニットバスが数個設置されているので、複数人一緒に入ることが出来るのですが、出張所はユニットバスなので基本的に1人ずつしか入ることが出来ません。
出張所の場合は、後が詰まらないように階級順に入ることが多いですね。
基本的に階級が上の人が優先的に入る暗黙の了解があるので、あなたが出張所長の場合は、一番早く入浴してあげないと部下が困ります。風呂が入ったらさっさと入浴しましょう。
階級が一番低い消防士の場合は、上司・先輩が全員入った後、深夜に入浴することも珍しくありません。
若手消防士の場合は、夜に自発的な体力トレーニングを行うことも多いので、必然的に遅く入浴しますね。
出張所の生活についてはこちらの記事を参照してください
👉 【消防出張所の仕事とは?】出張所長の一日を解説!【メシ・風呂は最初にね】
訓練が終わった直後に入浴する場合もある
例外として、訓練が終わった直後に入浴する場合もあります。
特に夏場の訓練は、終わったら汗がビショビショです。
仕事中は書類の届出に来たりする住民の方々を応接しなくてはいけません。
住民の方々に汗臭さで不快な思いをさせてはいけませんし、そもそも汗びっしょりのままでは体を冷やしてしまいます。
そのため、訓練が終わった直後にシャワーを浴びたりして軽く入浴して汗を流すことはあります。
消防士の訓練内容についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【消防士の日常】消防隊の訓練を詳しく解説!【日々の訓練】
当然ですが、勤務中に入浴しているため、入浴中に出場指令が入ることはあります。
特に、救急隊の場合は1日に10件以上出場することもあるので、早く出場するためにシャワーは入っても浴槽に浸からない人もいます。
出場指令がいつ入っても良いように、ズボン、靴下、パンツ、Tシャツ、上着などは素早く着られるようセットしてから入浴します。
腕時計はわざわざ入浴の時に外さなくても良い防水機能付きのジーショックが良いです。
また、実際に泡がモコモコ状態で出場指令があったときは、「ザブーン!」と浴槽に入って泡を一瞬で落とすという荒業を使っている職員もいましたね。
髪の毛は乾かしている暇はないので、真冬の入浴中に出場指令があったら激寒ですね。
消防士が使う腕時計はジーショックが良い理由についてはこちらの記事を参照してください。
風呂掃除は、食事作りの合間などに手の空いた若手の消防士が行います。
消防士の食事事情についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【料理は必須スキル?】消防士の食事事情を詳しく解説!【メニューも紹介】
毎日使う風呂場なので、奇麗にしておかないと気持ち悪いですし、先輩からも怒られてしまいますね。
特に大浴場の場合は結構重労働で、デッキブラシやスポンジを使って。腰を入れてゴシゴシ洗わなくてはなりません。
ついでに、空いたシャンプーやボディーソープなどを補給しておきます。
また、大浴場の場合はお湯が溜まるまでに時間がかかるので、お湯を入れ忘れると先輩から大目玉を食らって悲惨です。
自分が若手消防士のころは、風呂掃除が終わった後に消耗品の補給がされているか、お湯はりを忘れていないかを必ずチェックしてから出るようにしていましたね。
消防士の仕事のスケジュール・雑用などについてはこちらの記事を参照してください。
消防士はまだまだ男性社会なのですが、さすがに女性を男性と一緒の大浴場に入れるわけにはいきません。
女性が当直勤務することが予定されている消防署の場合は、ユニットバスが複数用意されていたりします。
出張所の場合は、女性専用の個室とユニットバスが設置されていることが多いですね。
女性専用の個室やユニットバスが設置されていない消防署や出張所に女性消防士が配属されることは無いので、そこは安心して大丈夫かと思いますね。
気になる場合は、受験を予定している消防本部に「女性職員の当直体制」について確認してみると良いですね。
本日の記事では、「消防士の風呂事情」について詳しく解説しました!
・消防署の風呂は大浴場かユニットバスがある。出張所はユニットバスです。
・シャンプーや石鹸は共用品なので、職員の自腹で買って用意しています。
・風呂は夕食が終わった19時以降くらいに、階級順に入ることが多い。若手の消防士は深夜に入浴する場合もある。
・例外として訓練が終わった直後に軽くシャワーを浴びることがある。
・入浴中に出場指令が入る場合もあるので、着替えは着やすいようにセットしてから入る。
・掃除は雑用の合間に若手消防士が行う。シャンプーやボディーソープの補給、お湯はりを忘れずに。
・女性消防士が当直する場合は、専用の個室とユニットバスが設置される場合が多い。消防士を目指している方で、気になる場合は受験予定の消防本部に確認してみよう。
といったところで今日は終わりです。
本日の記事はいかがだったでしょうか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
消防士あるあるプライベート編についてはこちらの記事を参照してください。
消防士あるある仕事編についてはこちらの記事を参照してください。
消防署での息抜きの極意についてはこちらの記事を参照してください。