【灼熱の体育訓練!】消防学校の生活7月編その①【めちゃめちゃきつい】

マツナガ
マツナガ

こんにちは!マツナガです!

  

この記事では、私が20年ほど前に消防士に某消防本部の消防士に採用され、某都道府県の消防学校に入校して卒業するまでの7か月間を、当時の訓練日誌などの内容を基に記載していこうと思います!

今回は、7月中に行われる特別訓練である「体育訓練」の内容について、具体的なエピソードを交えながら解説していきます!!

マツナガ
マツナガ

体育訓練は、1回しか行われない特別訓練ですが、暑いしきついし本当に凄い訓練でした・・・。

    

消防士になりたい人や、これから消防学校に入校する人、消防学校の生活に興味がある人などの参考になれたら幸いです。

今回の記事はこのような人に向けて書いています

・消防士になりたい人

・消防士に内定していて、消防学校に入校が決まっている人

・消防学校の生活に興味がある人

前回の記事はこちら👇

消防学校に持っていくべきアイテムはこちら👇

注意
この記事の内容は、20年ほど前の、某都道府県の一消防学校での体験を元にしています。現在の消防学校の教育・指導・生活とは異なる部分がありますので、ご留意の上ご覧ください。

体育訓練

必要レベル(最高☆5・最低☆1) 
必要体力レベル ☆5
必要技術レベル ☆1

体育訓練は、一回しかない特別訓練のうち、最もきつい訓練の1つだ。

あまり技術は必要としない、ほぼフィジカル100%みたいな内容の訓練である。

午後1時から夕方の5時まで、真夏の灼熱の炎天下で実施するので、体力に自信がある学生でも、熱中症で倒れていたのが印象的だった。

今考えると、あえて炎天下の中できつい訓練を実施して、暑さへの適応力を強化するための訓練だったのではないかと思う。

体育訓練の具体的な内容は、上の図のスタート地点から①~⑥までの訓練を合計2周行う。

これを8人編成の班で実施する。

ウォーミングアップ

ウォーミングアップは「腕立て伏せ」と「ラダートレーニング」だった。

最初の腕立て伏せは、教官の掛け声で行うので、自分のペースでやることができないから結構キツイ。

この腕立て伏せは、100回程度で終わったように記憶しているが、これは序の口である。

腕立て伏せの次はラダートレーニングだ。

ラダートレーニングは、下の図のような、梯子状のロープを使ってステップを踏んでいくトレーニングだ。

出典:Amazon

反復横跳びのように、テンポよく全速力でステップを踏んでいかないと、教官の目が恐ろしいので、みんな必死にやっていく。

気温が35度くらいの中でやっていたので、体力が無い学生は、この時点でリタイアしている者もいた。

①ハードル走(400m)

体育訓練の1番最初は、200メートルトラックに設定されているハードルを飛び越して進む「ハードル走」だ。

200メートルを2周するので、合計400メートルのハードル走になる。

ただの400メートルハードル走なら、なんてことはないが、灼熱の炎天下でやるとひと味違う。

ハードルを飛び越そうとすると、

マツナガ
マツナガ

いたたたたたた!!!!!!!

     

と、足に激痛が走る。

汗を大量にかいているから、足が非常につりやすくなっているのだ。

この日はスポーツドリンクを水で2倍に薄めたものを4リットル持参していたが、訓練が終わるころには全て飲み切ってしまっていた。

②アヒル歩き

ハードル走が終わってから、次のポリタンク搬送訓練を行う訓練棟までは、アヒル歩きで移動する。

アヒル歩きは、しゃがんだ姿勢のまま、腰を上げないように歩くというメニューだ。

学生で列をなして、しゃがんで歩く姿が「アヒル」に似ているので、アヒル歩きと名付けられている。

このまま腰を
上げないように歩く

手を後ろに組んで歩かなくてはならないので、かなり歩きにくい。

このアヒル歩きの時には、教官から声援(?)が送られる。

教官
教官

お前たちは、まだまだ半人前なんだ!ひよこの鳴きまねをしながらアヒル歩きしろ!

  

マツナガ
マツナガ

ピヨピヨ!ピヨピヨ!

    

ひよこの鳴きまねも、大真面目にやらないといけないのが消防学校の辛いところだ・・・。

アヒル歩きについては、こちらの記事も参照👇

③ポリタンク搬送

ポリタンク搬送は、15メートル(5階相当)の高さの訓練棟の屋上まで、10リットルの水入りポリタンクを2つ搬送し、ポリタンクを持ったまま戻ってくるという、結構エゲツナイメニューだ。

熱中症になりかけながらの訓練なので、握力がなくなってくるのが非常につらい。

当然ながら、搬送途中でポリタンクを置くことは許されない。

教官
教官

勝手に置いてるんじゃねぇぇぇぇ!!!

お前は要救助者も現場に置いていくのか?

              

という熱い罵声を浴びることになる。

④カラビナジグザグ走

カラビナジグザグ走は、上の図のように、ロープに接続されているカラビナを解除したり設定したりしながら全力ダッシュするメニューだ。

ポリタンク搬送の直後のメニューなので、手がプルプルして上手くカラビナを設定することが難しい。

体育訓練の中では100メートル走の次に簡単なメニューだったが、真夏日にやると簡単な訓練でも非常につらく感じた。

⑤3重もやい結び作成

カラビナジグザグ走の後は、3重もやい結び作成訓練だ。

3重もやい結びは、要救助者を縛着するための結び方で、救助訓練で習う結び方の一つである。

出典:消防庁

ひとひろ巻きに伸ばされている長ロープを解索して、3重もやい結びを作成し、もう一度ひとひろ巻きに結索しなおすという訓練である。

8人全員が3重もやい結びを作成するまで終わらないため、待っている間は休憩できるかと思っていた。

が、現実は甘くなかった。

教官
教官

待ってる奴らは腕立てだ!!!

   

教官からありがたいお言葉をいただき、3重もやい結び実施者以外は腕立て伏せをプレゼントされた。

周りが腕立て伏せをしているので、実施者もプレッシャーがかかる訓練だった・・・。

⑥100メートルダッシュ

最後は、直前の「3重もやい結び作成訓練」で作成したひとひろ巻きを担いで、8人全員で100メートルダッシュを行う。

これでスタート地点に戻ったら1周目が終わり、2周目に突入する。

1周目を終わった段階で熱中症で1人脱落し、2週目が終わった段階ではみんなフラフラである。

一応、2周がノルマとなっているのだが、2週終わった段階ではまだ4時だった。

訓練終了の5時までは、まだ1時間ある。

ここで消防学校の予定調和が始まる。

     

教官
教官

まだ4時か・・・・。

    

マツナガ
マツナガ

あと1週やらせてください!!!!

(やりたくないです)

    

教官
教官

やる気あるじゃねーか!!!

行くぞ!

    

といった「茶番」を挟んで、地獄の体育訓練は3周目に突入するのであった・・・。

まとめ

今回の記事では、7月中に行われる体育訓練の内容について説明しました!

これから消防学校に入校する人や、消防士になりたい人などは参考にしていただけると嬉しいです。

消防学校の生活の続きです👇

消防学校の一日のスケジュール、食事内容、お風呂・売店などの施設関係のまとめ記事はこちら👇

消防学校の生活4月~6月についてはこちら👇

といったところで今日は終わりです。

本日の記事はいかがだったでしょうか?

それでは、また次の記事でお会いしましょう!